行事の多かった２学期も、本日、無事に終業式を迎えることができました。大きな行事について言えば、３校ワンキャンパスとなって初めての京華祭は大変賑わいましたし、１日順延での実施とはなりましたが体育祭も大盛り上がりでした。いずれにおいても、生徒たちの溌溂とした姿を見ることができ、非常に嬉しく思いました。

今日の終業式は学期の区切りでもありますが、１年間の締めくくりの時でもあります。終業式の式辞では、生徒たちに2024年がどんな年であったのか、ぜひ振り返ってほしいというお話をしました。１月１日の石川県能登地方を震源とする大きな地震からスタートした2024年。北陸地方では９月にも記録的大雨による被害があり、復興がなかなか進まず、多くの方がまだ避難生活を余儀なくされています。できるだけ早い復興を願うばかりです。一見するに暗いニュースが多かった１年のように思われますが、その一方で、メダルラッシュに沸いたパリオリンピック・パラリンピックでの選手たちや大リーグの大谷翔平選手の活躍など、明るい話題もありました。

生徒たちの多くも、それぞれの目標を目指して、普段の学校生活、学習、部活動の大会や試合、コンクールなどで精一杯の努力と挑戦をしてきたと思います。式後の多くの表彰がそれを物語っていました。２学期に部活動や個人競技で活躍した方たちを大いに称えたいと思います。また、表彰ということでなくても、各自が頑張ったことに対し、敬意を表します。

明日から冬休みに入ります。これから受験を迎える高校３年生にとっては、最後の追い込みの時期です。冬休み明けには大学入学共通テストが控えています。体調に十分気をつけて、ぜひ頑張ってほしいと思います。

そして、すべての生徒にとって、充実した冬休みになることを祈っています。