非認知能力を可視化する

2022.12.22

校長ブログ

非認知能力とは、積極性や粘り強さ、リーダーシップ、モチベーションなどのように数値では測りにくい能力のことです。(学力テストなどで数値化できる知識や技能は認知能力といいます。)京華女子の教育の3つの柱に掲げている「共感力」や「グローバル力」も非認知能力といえるでしょう。

今回は、数値では測りにくい非認知能力を2つのアセスメント(評価・分析)を使って可視化して、それを用いて生徒の非認知能力を伸ばしていく教員研修を行いました。

研修では、非認知能力を3つの領域(対自己・対他者・対課題)と8つの能力「自己管理」「コミュニケーション」「異文化対応」「チームワークと集団行動」「リーダーシップ」「対人コンフリクト管理(もめごとの解決)」「状況認識」「意思決定と問題解決」に分類してみました。

これら8つの能力は、どれをとっても大人になってから必要な能力であり、実際に社会に出てからは認知能力の高さ以上に非認知能力の高さの方が評価されています。実際に、非認知能力は「社会情動的スキル」とか「世渡り力」などと言い換えられ、企業などでも重視されています。

研修では、可視化するアセスメントとそれを活かした指導について研修しました。

先生役と生徒役に分かれて、実際に可視化されたデータを使ってどのように生徒との面談をすればよいのか体験してみました。

京華女子では、すでに非認知能力の一部を可視化するエゴクラム診断・エゴグラム研修などを行っていますが、より高いレベルの人間力を伸ばすため、これからも新たな挑戦を続けていきます!

お電話でのお問合せ

03-3946-4434

WEBサイトから

資料請求・お問合せ