海外大学進学も視野に入れて
2022.06.21
校長ブログ
コロナ禍で海外研修や留学制度が2年間完全にストップしていましたが、ようやく海外留学に向けての準備が始まりました。先日の「ニュージーランド中長期留学説明会」の参加者も予想以上に多く、20名を超えました。
在学中の留学だけでなく、海外大学への進学を視野に入れている生徒も増えているように思います。中学入試や高校入試の説明会でも、海外大学への進学についての受験生からの質問も増えています。
京華女子は、昨年度から「海外大学進学協定校推薦制度(UPAS)」に加盟したことで、よりスムーズに海外大学に進学できるようになりました。
UPAS(University Pathway Admission Service)とは、海外の大学が学内の多様性を高めるために設けた日本人学生を対象とする特別推薦入試制度です。
UPASを使うことで、成績基準を満たしていれば、アメリカを中心とした欧米の約70大学(アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア)に推薦で出願することができます。
UPASのメリットとして以下の5点が挙げられます。
①一般入試よりも成績、TOEFL、IELTSなどの基準が低い。
②英語力が基準に満たなくても出願が可能。英語力に不安がある生徒は英語コースからスタートできる。
③SATなどの学力試験を受験する必要がない。
④入学試験はなく、書類選考で合格できる。
⑤大学選び、出願書類作成、渡航までのアドバイスもUPASが実施。
また、推薦入試ではありますが、日本の大学との併願もできることも大きなメリットです。
これからの大学進学は、海外にも目を向けて大学選びをする時代になっていきます。
未来を見据えて、語学力をしっかりと伸ばしながら、世界的視野に立って物事を考える習慣をつけていきましょう!